【縮毛矯正】ショートやボブはできる?失敗しない「似合う」髪型は?
[temp id=5][temp id=3]
縮毛矯正は、長い髪しかできないという思い込い込みがある方が多いようですね。
髪が肩より短いとできないと思っている方もいらっしゃいました。
もとは髪が長くクセで広がってしまう方や、
サラサラの髪になりたい方に最適の手段なので、短い髪に縮毛矯正はイメージできないものかもしれません。
最近のSNSを見ていても長い髪を多く、短い髪型が少なくてそう思ってしまう原因なんだと思います。
Contents
ショートやボブで縮毛矯正、できる?できない?
A.できます。
・できますが、維持するには美容院に通う周期は早くなります。
髪が長いとわかりづらいことですが、
髪が短いことでクセの影響を受けやすくなるので、髪型を維持するのには縮毛矯正をかける周期を短くしないとお手入れができなくなります。カットの周期と同じことです。
短いとすぐに伸びた感じがしたり、クセも同じで、
髪の重さや短いことで気になる周期が早くなります。
・ショートなら1.5ヶ月〜2ヶ月でカット、縮毛矯正は3ヶ月
・ボブなら2ヶ月おきにカット、3〜4ヶ月で縮毛矯正をお勧めしています。
お手入れがやりずらくなる前にメンテナンスをするといいでしょう。
クセの強い、弱いやクセの種類でも違うことも
クセの種類で「波状毛」や「捻転毛」という種類がありますが、クセ毛は1種類ではなくて混同しているケースがほとんどです。
クセの種類でショートやボブにあまり適さないクセの種類があり、
「縮毛」と「連珠毛」というクセです。
・参考にご覧ください・
https://kuniyuki-ishikawa.com/archives/2019
短い髪型にできないわけではありませんが、どちらとも強いくせの種類になるので長めの髪型の方が髪のまとまりがいいと思います。
縮毛矯正をかけても似合う髪型はある?
似合う、似合わないはほぼカットで決まります。
ショートやボブの髪型は髪が短いために生えぐせや骨格、似合わせはカットで合わせることで髪型の相性が決まることが多いです。
縮毛矯正のできることはクセを伸ばすことなので髪型の似合わせを調節することはできません。
縮毛矯正とカットのバランスで決めていき、お客様の「似合う髪型」に合わせていきます。
年齢的、髪質でも、合う合わないはあります。
ここで言う「似合わない」は年齢を重ねた方の髪や、細くなった髪で、ロングヘアはおすすめできない髪型になります。
縮毛矯正をすることでボリュームが無くなりすぎてしまい、ペタッとしたバランスの悪い髪型になるからです。
他にもショートがご希望でもハチが張っている骨格や、
上を向いている生えグセで、短いより長い方が似合うことがあります。
前髪の似合わせも大切です。
縮毛矯正をするとにボリュームがなくなり、分け目をしっかりつけると老けた印象になりやすいです。
特に前髪のない髪型だと分け目が変に目立ちます。
そこに前髪があると奥行きができるので縮毛矯正をしていてもバランスがよくなります。
前髪付近の生えグセの影響で長めの前髪しか作れない方は、
分け目を横に変えて(7:3や8:2)にすると似合わせやすくなります。
前髪を作るときも下ろす幅を少ないよりは深めで幅も広めがいいと思います。
奥行きがある方がお客様がご自宅でのお手入れがやりやすいからです。
ショートやボブはアンチエイジング効果にも
短い髪型はフワッとさせやすい
髪が短いとボリュームが出しやすく活発な印象に、逆に半端な長さだとペタッとしやすくなり老けた印象になってしまいます。
縮毛矯正をすると
「サラサラになるけどボリューム感がなくなる」
というお声をお聞きすることが多いですが、そんなお悩みの方にはボリュームを出しやすいショートやボブがおすすめです。
枝毛や毛先の絡まりを少なくできる
髪が長いと毛先の枝毛や絡まりがどうしても出てきてしまいます。
細い髪質や、傷みがあるとさらにひどくなってしまいますね。
髪を短くすると、まめにカットすることが多くなるで、
枝毛や毛先のからまってしまう不安がなくなります。
髪をとかした時のからまってしまうことや、綺麗に見えない枝毛のストレスに悩むことがなくなります。
お手入れは必ず簡単になります
慣れれば数分でできるようになります。
髪が短いのでかわかす時間は短縮しますし、慣れると数分で髪のセットが可能になります。
かわかして、手ぐしでとかすだけでまとまるのを体験できます。
ちょっとプラスで劇的に変わる?
かわかすだけでまとまることに慣れてきたら、アイロンやコテを使ってスタイリングにチャレンジしてみてください。
ショートやボブなら
「毛先の内巻きや、毛先ワンカール」
をやってみてください。
毛先を1回巻くだけです。慣れは必要ですができるようになると2〜3分でできるようになります。
簡単、時短に必須のスタイリング剤のご紹介
https://kuniyuki-ishikawa.com/archives/2835
https://kuniyuki-ishikawa.com/archives/2722
https://kuniyuki-ishikawa.com/archives/2407
インスタグラムの参考投稿
https://www.instagram.com/p/CknfgfUuUJd/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
まとめ
縮毛矯正でできない髪型はないと思います。
できないものはないと思いますが合わない、似合わない髪型があり、
ひとりひとりの髪質、骨格、生えグセなどパーソナルな変えられないものがあるので無理に合わせてしまうとお手入れができない、似合わない髪型になってしまいます。
その「合わないこと」を伝えることも大事な美容師の仕事です。
どんなことでも
「できます」
と言ってしまうと似合わない、お手入れのできない髪型になってしまいます。
お客様と美容師の双方で髪型を作っていくことが理想です。